雑感

ここらで一服

  ここらで一服・・・言葉遊び
古典を勉強いたしましょう。

①祇園精舎の鐘の声        
(ぎおんしょうじゃの かねのこえ)       

②諸行無常の響きあり 
(しょぎょうむじょうの ひびきあり)

③沙羅双樹の④花の色 
(さらそうじゅの はなのいろ)

⑤盛者必衰の理をあらはす
(じょうしゃひっすいの ことわりをあらわす)

⑥おごれる人も⑦久しからず 
(おごれるものも ひさしからず)

ただ⑧春の夜の夢のごとし
(ただはるのよの ゆめのごとし)

⑨たけき者もつひには⑩滅びぬ 
(たけきものも ついにはほろびぬ)

ひとへに⑪風の前の塵に同じ
(ひとえにかぜのまえの ちりにおなじ)

訳文
ぎおんしょうじゃのおてらのかねのおとって
いつもちがうおとにきこえるよ
さらそうじゅのはなは ひとがしんでしまうように
しろいいろにかわるんだって
えらいひとも ずーっとはえらくない
まるで はるのよるにみるゆめみたいに
あっというまのできごとだよ
つよいひとも いつかはまけてしまう
かぜでちりがとばされるみたいに あっけなくね...

ご存じ、平家物語の書出、冒頭部分ですよね。

異説訳文、ご自由に。
①庁舎から聞こえるチャイム音は、
②いつもと違って、町民や職員の嘆き声にも聞こえます
③夏椿などの
④白い花と同じように
⑤ど偉い権力者だって、いつかは、はかなく散ってしまうものなんです
⑥最高権力者である首長だって
⑦長く続くはずはないのです
⑧ただ心地よい春の季節に見た一瞬の夢と同じようなものなのです
⑨権力を盾に、暴言、威圧を加える者もそれを取り巻く利権集団も
⑩いつかは屍となってしまうのですよ
⑪ただ、風に舞っている、ごみ屑と同じようなものなんですからね。

  今は、凍てつく寒波到来で
  春など訪れる気配など感じとれませんよね。
  でも自然は、偉大にも平等に、
  誰にでも春という季節を運んでくれるのです。
  何も急ぐ必要はないのです。
 
  物事は、順序を立てて
  ゆっくりと
  着実に、進めましょう。

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我が輩の初夢、オンブズマンに在らずんば、人民にあらず・・・

我が輩の初夢、オンブズマンに在らずんば、人民にあらず・・・
 
  我が輩は、犬である。名前はまだ証せない。
 
  駐車場の管理を取り上げ、根拠は無いが7,000万円からの請求書を2度までも送りつけてやった。だが、この男、我が輩に堂々と反抗するばかりである。
  レジスタンス気取りなのか?
  我が輩に対して不遜な態度が見られる。町民としてふさわしくない。
 
  我が輩とて、その時代時代に合った行政が成されてきた事ぐらいは解っておるのだ。
  道の駅から始まった「海の駅」も建物が出来るだけで2年もかかってしまった。
  実績を出すのに更に1年。当然ながら経費を引けば大赤字、こんな事は子供でも解る。しかし、議会では出店者に金が回るので問題ない、行政は赤字でもトータルでは黒字になるではないか。と我ながら訳の分からない理屈で誤魔化してはいるが。
  しかし、ただ、とにかく実績が欲しいのだ。その手始めに、この男をスケープゴートにしてやったのだが・・・。
  暮れに、ある葬儀の席で、こいつを見かけたので睨みつけてやった。この男も懲戒処分に掛けてやる。・・・アッ、この男、「職員」でなかったな。
  う~ん、誠に残念無念。
 
  今更、言うまでもないが、あらためてここに自画自賛しておく。
  過去の、曖昧でどうでもいい様な瑕疵を穿り出し、誇大広告並に、あたかも不正が存在したかのように言いつのること、しかも大衆(信者)を動員しての恫喝。怪文書の作成配布。他人(取り巻き)を使っての訴訟提起。この一連の流れこそ、我が輩の最も得意とする手法なのである。(たとえ裁判で負けても我が輩にはキズはつかないのだ)
  ついでだからもう一つ教えてやろう。権力を持つ者の、人の使い方というものを。
  とにかく一人一人には必要最小限の限られた情報しか与えないことだ。つまり全体像が見えない様にしておくことだな。
  そして、指示を出すときには当然個別に指示することだ。誰に指示が出ているのか分からなくするように。勿論、忘れてならないことはナンバー2や3は作らないことだ。(ファーストレイディもな。)いつ寝首をかかれないとも限らないからな。第一、頭は一つと決まっているではないか。
 
  有り難いことに我が輩には、有ること無いことを進言してくる取り巻き達がいる。
  この者達だけを信じて行政を運営する方針に変わりはない。
  全ては、取り巻き達のためである。自分のために動いたことはない。
  我が輩の信条は人民のために奉仕することなのだ。
  なぜ、笑う?
  我が輩は、「全国一有名な、核より怖い権力者」なのだぞっ。国家権力をも撃退した。
  それに、予算執行権も握っているんだ。なんとでもできるんだ。
  去年は会社も創った。この会社の出資金、人件費は町の丸抱えだ。赤字になるはずはない。
  町予算を圧迫することとなるが、後の者で誰かが尻を拭えばよい。任期中は使いまくるのだ。
 
  ここだけの話、我が輩には、変装癖がある。風貌を変え国道を歩いていると、まことに、すがすがしい気分になる。長靴に見窄らしいジャンパーを着、カツラと付け髭の男が我が輩だと、誰一人気づいていないだろう。
  かつて革命を現実のものとするため奔走した、夢想までした、古き良きあの時代が懐かしい。運動を糧として、熱く語った青春の日々・・・
 
  しかし、最近、夜は眠れない・・・
  昔は、ヘルメットに手ぬぐい、角材、鉄パイプ。(今でも手ぬぐいは、常に腰にぶら下げ愛用している。)天下の台所ではボコボコにされたこともあったな。
  そのような時代は終わったが、今は、枕元には、愛用の木製バットを置いて、寝ることとしている。
 
  だが現実は、資金洗浄の事で頭が痛いのだ。
  あいつらに昔の借りを返していかねばならぬ。とにかく、現金化、儲けさせてやらねばならぬ。
 
教育長など、特別職は不要だ。権力の二重構造は駄目だ。独裁トップダウンでなければならぬ。
我が輩によって、弱体化させた委員会、今のうちに教育行政に介入し、手始めに、各地区小中の統合併設を強引に、かつ可及的速やかに推進する。
あめ玉は、給食費無料化を前面に出す。一旦は徴収するが、商品券でキャッシュバックする。そしてタイミングを見ての「学校統廃合」も時間の問題となろう。
そして、地権者のため、あの土地に木造の併設学校を建設すればよい。

  そのためにも、会社を巧みに利用して、今後やることは多い。
  何かがあれば、社員のせいにすればよい。
  まず、人員を集めることが最優先だ。
  このご時世だ。質はともかく、月に5万、10万出せば、人間は、いくらでも集まるのだ。気に入らぬ奴は、とっかえひっかえすれば良いだけである。
 
  御用議員については、後一年の「町会」議員任期の間は、その役目を頼んでいる。議員など、ほいほい予算さえ付けてやれば、飼い犬同様、何でも賛成してくれる。
  一人だけ吠えまくる始末に悪い奴がいるが、訴訟訴訟でかんじがらめにしているから大丈夫だ。
 
  おっと、我が輩も犬だったことを忘れていた。
  我が輩だって、噛みつくことは得意なんだぞ。
  町職員や県職員では物足りないから、新聞社や、裁判官にだって噛みついてきた。
  我が輩の辞書には「恥・破廉恥・羞恥心」という言葉は存在しないのだ。
  噛みつき吠えることぐらい朝飯前。次は国会議員や検察官にでも噛みついてやるか。
 
  しかし、このところ取り巻き連中の集まり具合が極端に悪くなってきた。
  訴訟から脱落する者も出始めた。
  我が輩の指示に従わない不届きな所業。断じて見過ごすわけには行かぬ。このままでは他の者たちにシメシがつかない。
  いや、我が輩の地位まで・・・。どうしてくれようか。
 
  それにしても、裁判(原告団の資料作成)に忙しい。
  資金洗浄、取り巻きの離反。何とかせねば。
  この頭の痛いときに・・・この不届き者の処分は後で考えることとして、取りあえず裁判費用の割り勘を、何十万か請求しても良いな・・・。
  それと、信者も増やさねばならぬ。また「核が来る」との架空の話を誇大宣伝する必要がありそうだ。(我が輩は決してオオカミではないぞ)
  この際、二葉町に策をお願いしておこう。
  迷惑をかけるが、他のオンブズマン同様に何らかの還元を期待していてくれ。
 
  我が輩の指図による、あたかも町の行政が大混乱しているかのように装う「所業」、この町での行政実験は、まだまだ続くのである・・・

この物語はフィクションであり、設定や登場する人物、団体等の名称は全て架空のものです。

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お話 マネーロンダリング

                     マネーロンダリング
 
  我が輩は、犬である。名前はまだ証せない。
  我が輩は、この世界で、ある自治体の首長選挙に出た。この町の政治意識は低く、ただ一点、「放射能」という言葉を聞けば、ひれ伏してどんな指示にでも従ってくれるので、まことに有り難く、容易な選挙であった。
  急遽、短期間で、後援会名簿を作成した。支援者は、狂気の如く、名簿と寄付金集めに走った。ここで既に選挙の勝敗は見えていた。
  資金も予想以上の成果を得た。終盤、会計が3つに分かれ、内輪もめとなった事以外は全て想定内の資金収集ができた。最終的には信頼すべき者だけで後始末をすることとした。
  しかし、集まった資金について、誰が集め、誰が管理してきたのかは、我が輩は関知しない。なぜなら知らない場所で集められていたからである、ということに口裏を合わせている。
  ・・・(ウラで)多数の訴訟を抱えた今、その費用に相当の金を要する状況となった。大学の先生にも意見書の作成を依頼した。弁護士だけでも4名用意した。
  まさか、我が輩の予想に反して応訴するとは。けしからん。意地でも最高裁まで行かねばならぬ。いかねば、今の地位、立場は無くなる恐れがある。時間をかせぐためには、当然上告だ(それも上告期限ギリギリで)。
  関連訴訟も引き起こせば、また命の時間は延びる。こいつら(原告側)を信用させておかねばならないからな。この際、新聞社も訴えてやろう。
 
  原告側として訴訟費用が過大となってきた。手持ちの金だけでは足りなくなった。この資金を使用せざるを得ない。しかし、こんな時のために準備した金でもある。
  原告(住民側)としては、公費は使えない。では、使えるように・・・そうだ何かを公費で買えばいい。
  よし、あいつの店から何度も中古品を買うこととしよう。しかし、備品ばかりは定期的には買えないな・・・そうだ、通信費なら、毎月支払っているではないか。不思議ではないだろう(やっぱり我が輩は頭がいい)。
  よし、旧知のあいつから郵便切手を買うことにしよう。あいつにこの金で立て替えておこう。それから公費で少しずつ買い取ればよい。切手は必需品だ、郵便代は経費のかなりを占めている。数十万単位での購入でも目立たないからな。しかも額面より2割か3割安く買えばきっと経費節減の理由付けで、喝采を浴びるだろう(多少目減りしても仕方有るまい、使えない金は無いのも同然だからな。)
  使い道のない膨大な量の切手、Kも大いに助かるではないか。一石三丁とはこのことではないか・・・
 
  しかし、もう、一審判決も出る。新たな訴訟も起こした。
  まとまった金もいる・・・
  購入単位を増やそう。あいつはいろいろと心配しているが、ばれるはずがない(ばれたところで、しらを切り通せばあいつの所で止まってしまう。何せ領収書も何もない金だからな)。
  「大丈夫だ、この町の職員は、我が輩が、一言恫喝したら、誰も刃向かう奴はいない。監査委員もちょろいものだ。」
  「いつものように、懲戒審査会にかけてやるぞっ。」の一言で、黙認するだけである。」(その為に常設にし、委員もお馬鹿な側近で固めているんだ。)
  「全くもって、心配ない。」
  「しかし、懲戒審査会の方は、おまえ、しっかり頼むぞ。おまえはレギュラーなんだからな。打ち合わせ通りの答申を頼むぞ。誘導するのは、おまえの最大の重要任務なんだからな。」
 
 
  ・・・・・しかも
  『30万円以下の物品の購入や工事契約は課長の決裁で自由にやっていた。今は一切そんなことは認めていない。一銭でも支出すること、契約するものは全て町長の決裁が必要だ。見積もりをとらず特定業者に発注することは禁止された。』んだ。
  「我が輩の、得意の速攻、日替わり定食並、規則改正によって。」
  「少なくともこれで職員は何をするにも我が輩にお伺いを立てなければ仕事は進展しない。少しでも我が輩に逆らえば仕事の遅れとか何とかを理由に、懲戒審査にかけて締め上げるだけだっ。職員なんぞ我が輩の意のままなのだ。」
  「そして、我が輩は特別だ。我が輩こそが、法律であり憲法なんだからな。つまりは、治外法権とは、俺の事なんだ・・・・。」
  「部下をいくら処分しても最高権力者に、罪はない。行政執行権の長としての責任は、部下(職員)だけにあるのである。首長とは、ただただ、部下に職務の義務と責任を負わせるだけで良いのである。総合調整権を振りかざせば良いだけである。」
  ・・・(権限には、その責任の度合いに応じて、義務と責任が同時に伴う。だからこそ、給与も高いのである。・・・このことが理解できない、目出度くも悲しい行政機関の長なのである。このような責任感無き、政治姿勢が世間の常識なら、歴代の首相とて、辞任などする必要は全くないであろう。)
 
  この物語はフィクションであり、設定や登場する人物、団体等の名称は全て架空のものです。
 
 
  よく似た話を発見。
  11月22日 (土)News &Lettrs/132
「今や、これは企業秘密であるが、東洋町は郵便切手も中古品を買い集め、それらを七がけで購入している。古い切手で貴重で使うのがもったいないが、格安切手を既に数百万円購入した。毎年郵便代が数百万円いる役場でこうしてその三割が助かっているのである。経費節減のため数百万で時価より安く購入した。」

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